2011年7月16日

ノワールのまとめであーる

クリアしたのであーる。
ってことで早いけどまとめでも。

まぁやっぱりGTAは超えられなかったなぁ、
というのが正直な感想。
もちろん内容やシステムの違いは承知していたわけだけど、
同じ箱庭ゲーであることから箱庭ならではの
面白さがあるのではないかと期待していたけど結果そうでもなかった。

ゲームの基本的な流れは、
事件発生、現場へ向かい、証拠を集めて、容疑者尋問、犯人逮捕、次の事件へ、
といったところ。
事件内容は変われども、
やることが代わり映えしないもんで5話目くらいからやるのがおっくうに・・・。
しかしながら細かいこと(誰が犯人だとか証拠があるとかないとか)を気にせず、
最後まで一気に遊んだこともあり一応楽しむことはできた。

ただストーリー事件において、
何度か容疑者特定に失敗して
「お前はパトロールから出直せ!」と本部長に怒られたけど、
次の事件ではあっさり同じ課に復帰はいかがなものか。
シビアにいけば、それがゲームオーバーで同じ事件ももう一度とか(ダルいけど)、
実際に降格されて続けるとか、
そうしなければ誰でも適当にやってエンディングまで行けてしまうよ。

また、途中「路上犯罪」という軽めの事件も発生するけど、
犯人追っていってタックルするか鉛玉撃ち込むくらい。
発生数も決められているので実績目当ての作業のようだったよう。
もっとランダムにひったくりが発生したり発砲事件が起こったりして、
それを追い回せるのを勝手に期待していただけに非常に残念。

あと常に拳銃を帯同しているにも関わらず、
事件の中で犯人が銃を持ち出しでもなければ
街中で銃を構えることすらできないのも自由度ポイントの大きな減点。
これは警察という設定上そうならざるを得ない気もするけど、
もっと暴れられる要素があってほしかったところ。

警官だけど破天荒で犯人捕まえるためなら何でもありな
大味のゲームだった方が面白くなりそう。
結局それじゃあGTAのパクリになっちゃうけども。
作品の世界観を重視した、ってことかね。


とまぁ気に入らなかった部分は多々在れど、
「顔モーションスキャン」の技術は素晴らしいものだった。
ここまで人間の表情をCGに落とし込めたゲームはかつてないのでは。

ただそれはあくまで技術の部分での話。
実際プレイヤーはただのゲーマーがほとんどで、
演技をよくわかっている人間が多いとは限らない。
従って容疑者が嘘をついているときは
いかにも「嘘をついてますよー」といったわざとらしい表情にせざるを得ず、
せっかくの技術が無駄になっているように感じた。
もちろん私はそんなわざとらしい嘘もほとんど見抜けませんでしたが。


まとめると、
イマイチ楽しくなかったなぁ、
星5点満点中で4点以上はあげたくないなぁ、
です。

ただこういったゲームは稀少だと思うので、
やる価値は多いにあると思います。
悪いゲームではないですよ、と。
結局GTAを期待しちゃった俺の負け(?)だった、っつうことで。

でもでも始めっからストーリーの事件数が載っちゃってるのはドイヒー!
おかげで終盤もうすぐ終わるのが分かって助かったけども・・・。

やっぱり俺にはアホゲーがお似合いだ。
以上。

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